中山語録 医者は患者さんのためにある
中山恒明は、常に患者のことを考えていました。これは、恩師の瀬尾貞信教授の厳しい教育のなかで、叩き込まれたことでもあり、中山恒明が弟子たちに教えたことでもありました。
「暇があったら患者をみろ。何度同じ患者を診察してもよい」と言い、弟子たちは、医師として患者に優しく接すること、患者をたくさん診て経験を積むこと、その経験を活かして努力をすることや患者の信頼を得られるようになること、など医師として、管理者として必要な素養を学ぶよう、指導し、伝えました。
また「医者という職業ほどやり甲斐のあるものはない。それは回復した喜びを患者さんとともに味わえるからだ」として全力をもって患者さんのための診療に取り組む自らの姿勢を言葉に表しました。